母が入院して今日で2週間。
月曜日に手術をし、大腸がんを摘出。
はらはらどきどきしたけれど、術後の経過もよく、今日2週間ぶりに口から飲み物を飲んだ。
「どう?おいしい?」
「なんだかねぇ」という感想だけど、わたしはその姿がじゅうぶんうれしい。
それにしても86歳で全身麻酔で腸を20センチも切って、3日目の今日は少し歩いたらしい。
すごい回復力だけど、肝臓のがんは思いのほかひどかったらしい。
「余命数ヶ月」とおっしゃった先生の声が脳裏にこびりついているけれど、
そう宣告されても何年も生きる人もいるし、私は望みを捨てない。
だって、「暗くなるから帰りなさい。」と、私を気遣う母は、元気そのものだもの。