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  • 2020.03.28 Saturday
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ぴよ



  「頭に血栓か腫瘍ができています。こうなると、なかなかねぇ〜。」


  昨日、いよいよぴよがおかしい、という事で、近所の鳥専門医に行った。

  水に溶かす薬をもらい、帰宅後、ヒーターをつけて、

  先生お勧めのカルケットを床にばら撒き、様子を見る。


  ぴよは完全麻痺の足をひきずり、金網を取り外した床をくるくる回る。

  餌もたべず、自分が何をどうしたいのかもわからない感じ。

  「精巣腫瘍はきれいに消えています。」・・・先生の言葉がくやしい。

  また別の病気がぴよを蝕んでいた。


  「おかあさんは、何をしたらいいの?」


  そして今朝、ぴよは、かさかさ動いていたが、やはり餌は減っていない。

  ずっと見ててあげたいけれど、今日は祖父母と父の先祖供養の法事。

  断腸の思いで、動物達を残し、出かけた。


  「ぴよ、ただいま!」4時間後、みんなで鳥かごを囲む。

  待っていてくれたけど、紙の上で動かなくなっていた。

  ぴよを両手で囲み、みんなで順番に暖めた。「ごめんね、寒かったね」


  暫くすると、今度はライナスが震えだした。

  ここ数日、また椎間板ヘルニアが再発したようで、しんどそう。

  「いま、大変なときだから、待ってて」・・・と言うわけにもいかず、

  ぴよは娘にまかせて、車で動物病院へ。


  注射でよくなったライナスと、ドキドキしながら帰宅した。

  また、ぴよは待っててくれた。

  もう目も開かず、虫の息のぴよを手のひらで暖めながら、話しかけた。


  「ぴよのふわふわで、おかあさんはがんばれたよ。

   いろいろお話できてたのしかったよ。

   うちにきてくれて、ありがとう。 ぴよは、うちでよかったの?」
 
  いつも思っていたことを、どんどん話していった。


  30分くらい経ったところで、急にぴよの両目が開き、頭を上げ、

  振り返って、私を見た。何度も、何度も。

  「あっ、ぴよが急に覚醒した!元気になったの!ぴよ!」
  
  久しぶりに目が会い、喜んだのもつかの間、

  最後の力で、手から跳び落ちて・・・。


  それはいつも家族みんなが揃う夕飯の時間で、

  一番テンションの上がるぴよの大好きな時間だった。




  腫瘍発見から5ヶ月間、

  ほんとうにたくさんの方にご心配頂きありがとうございました。

  ぴよは皆様に見守られて、世界一幸せなインコでした。






  
  
  

   

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